囲碁の目的、石の取り方、基本ルールを学びましょう。 これらの基本を理解すれば、対局を楽しめるようになります。
なるべくわかりやすくを心がけていますが、サイトだけでの説明は難しいので、ルールを教えてもらった後の復習にしてもらえるといいかなと思います。
囲碁は陣地と取った石の合計数がスコアです。
実際にそんなに石を取ることは難しいので陣地の勝負になります。 黒と白が交互に打つため、使える石の数はほぼ同じ。 だから「少ない石で、より多くの陣地を囲う」ことを目指します。 この「効率」の考え方が、囲碁全体的に打ち方を理解するカギになります。
先手は黒から打ちます(置き石の場合は最初に黒が打った扱いで白から打ち始めます)
線の交わる点(交点)に石を置きます
囲碁は盤面の線の交点(○の場所)で石がないところに自由に置くことができます。
石は相手に囲まれると取られてしまいます。 取られた石は盤上から除かれ、相手の得点になります。
黒石2つは3方向を白に囲まれています。残り1箇所(F3)が空いています。
白がF3に打つと黒石は完全に囲まれ、盤上から取り除かれます。これが「石を取る」ということです。
囲碁では、打った瞬間に自分の石が取られてしまう場所には打つことができません。 これを「着手禁止点」と呼びます。
F3は白に完全に囲まれています。ここに黒が打つと、置いた瞬間に取られてしまうため、打つことができません。
ただし、打つことで相手の石を取れる場合は打てます。F3は白に囲まれていますが、黒が打つと白E3を取れるので着手可能です。
ただし、打つことで相手の石を取れる場合は打てます。F3は白に囲まれていますが、黒が打つと白E3を取れるので着手可能です。
黒の点数=7目(囲った場所)-0(白が持っている黒の死石)=7点。白の点数=2目(囲った場所)-2(黒が持っている白の死石)=0点。黒の勝ちです。
| 黒の点数 | (黒が囲った場所) - (白が持っている黒の死石) |
| 白の点数 | (白が囲った場所) - (黒が持っている白の死石) + 6.5(コミ) |
基本ルールから導かれる性質や発展的な内容を記載します。ゲームで実際に重要なテクニックなので覚えておくと良いと思います。
石のグループが取られないことを「生きている」といいます。 基本的には着手禁止点が2つできて、同時には打てないため取られない石になります。 その空点のグループを「眼」といいます。 ただし、広い空間でも取られる場合があります(実際には難しいので、そういうことがあるくらいで大丈夫です)。
黒は2つの眼(A6とB5)を持っています。白はどちらか一方にしか打てないため、黒を取ることができません。
黒は1つの眼(B5)しかありません。白がB5に打つと黒は全滅します。ただし、他の場所で相手の石を取れたり、セキで生きられる可能性もあります。
△に2つの空点がありますが、繋がっているので1つの眼です。白がどちらかに打てば、もう片方も埋められます。
終局時はお互いの同意で、実際に石を打たなくても取り上げることができます。このような形の黒石は「死に石」と判定されます。
黒は広い空間を囲っているように見えますが、眼形に欠陥があります。相手が入ってきても大丈夫な空間に見えても、実際は一眼になってしまい取られてしまうので注意が必要です。
一見眼に見えても、周りをダメ詰めされると空点ではなくなってしまう形を「欠け眼」と呼びます。 欠け眼は眼として機能しないため、二眼を作るには真の眼が必要です。 以下の例は参考までに載せていますが、経験していくうちに実感できるようになります。
○(C5)は眼に見えますが、斜めの△(D4とD6)に白石があるのが大事で、欠け眼になっています。
○(A6)は隅の眼に見えますが、斜めの△(B5)に白石があるため欠け眼です。黒全体は1眼です。
○(C6)は辺の眼に見えますが、斜めの△(D5)に白石があるため欠け眼です。
○(D3)は中央の眼に見えますが、斜めの△2箇所に白石があるため欠け眼です。
ただし、欠け眼とは別に二眼があるなどで生きている場合は、欠け眼の部分は死活に影響せず、最終的にダメ詰めか、コウで決着します。
黒は○に二眼があるので生きています。△の欠け眼部分は死活に影響せず、最終的に駄目詰めかコウになります。
駄目(ダメ)とは、どちらの陣地にもならない空点のことです。 黒と白の境界線上にある空点で、どちらが打っても得にならない場所です。
左側は黒地、右側は白地です。中央のE列(○印)はどちらの陣地にもなりません。これを「駄目(ダメ)」と言います。
Q: 自分の陣地だと思っていたところに相手が入ってきた場合はどうなりますか?
白の陣地だと思っていた場所に黒が入ってきました。取りにいきましょう。
A: 入ってこなかったのなら陣地になりますが、相手が打ってくるなら取りにいきましょう。 取り切れるなら防衛成功ですし、残念ながら生きられてしまう場合は、陣地にならなくなります。
陣地とは実は「相手が入ってきても取れそうな空間」のことです。 取れなかった場合は、(今の棋力としては)陣地の懐を広げ過ぎたという感じになります。
Q: プロの試合を見てもわかりません
A: 正直、運営者(三段)もわかりません。 一桁級になってくると、なんとなくの見え方がわかってくるかなと思います。 解説付き棋譜や局面解説を見ると理解が進みます。
Q: 囲碁は自由と言われているのに、なぜ自由に打っても勝てなかったり、こっちの方がいいと言われるんでしょうか?
A: 囲碁は人生や音楽などにも通じるものがあるかもしれません。
例えば音楽の場合、適当にキーボードを弾いても「音楽だ」と言い張ることはできるかもしれませんが、それがいい音楽ではないと思います。
理論をしっかり学んだ上で、その上でちょっとした遊び心や自由さを発揮するというところが、囲碁が「自由」と言われることと同じかなと思います。 つまり、理論をあまりわかっていないのに自由に打っても、いろいろと大変になってしまうということかなと思います。
Q: 教えられた手よりAIの手だとこっちが良いと出てますが
A: 車の運転に例えて言うと「運転がすごく上手い人なら、ガードレールもない山道が一番早い」とAIが言っている感じです。 普通の人、ましてや初心者マークの方にはオススメできないことが多いです。
AIの手が何故良いかを理解できるととても良いが、基本的には流し見するくらいで良いかなと思います。見るとしたらかなり上下に動いた部分が良いと思います。